体内の脂肪を燃やし、エネルギーとして消費することをエネルギー代謝という。ダイエットではこのエネルギー代謝を高めて、いかに効率よく体脂肪を燃やすかがテーマとなる。ここに運動中の水分補給とエネルギー代謝の関係についての実験報告がある。
これは運動中の水分補給の方法を、
(A) 「喉が渇いたら自由に水分補給した人」、
(B) 「水分補給を制限した人」
の2グループに分けて実験し、運動前と後の体重および体脂肪を比較したものだ。
結果は、(A)の「のどが渇いたら自由に水分補給した人」が(B)の「水分補給を制限した人」より、体重および体脂肪が格段に効率良く減少した。スポーツ医学の分野では、体内の水分の欠乏が運動能力を著しく低下させることが立証されている。
例えば、気温摂氏18度の条件で体重比の水分損失量2% (体重50Kgで約1リットル)の場合、運動能力が約20%低下する。これは体内の水分の不足がさせることによる、この ように、運動中の適切な水分補給はダイエット効果を高めるために非常に重要だ。 |