ロサンゼルスでは朝晩の温度差が少ない過ごしやすい季節にないrましたが、日本でも、もう沖縄は梅雨入りしたそうで・・・・。ということは、私たち女性にとっては「準備の季節が来てしまった!!」ということで、ちょっと憂鬱な気分に。なぜって、これまで上着でカバーして目立たなかったポッコリお腹も、段々になった背中やお尻も、さらにはにの腕も、夏を迎えて薄着になれば否応なく目立ってしまうからです。(水着が恐怖???)。もちろん、これは貴方!肥満気味の男性諸氏にもいえることで、毎日お酒を飲みながらも「最近太ったから何とかしなきゃ」と思っているお父さん方も多いでしょう。そこで今回は、私の個人的見地から簡単にダイエットのお話をしてみましょう。
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私が思うダイエットとは、『楽しくなければダイエットではない』 『健康的でなければダイエットではない』というところでしょうか。そして、1つ重要なことは『人には体質とかの面で個人差がある』ということです。「ダイエットの何が楽しいの?」という人もいるでしょう。でも、気の持ち様で結果が変わってくるということです。たとえば最近流行った体重計ダイエットを例にお話ししましょう。これは簡単にいうと、体重計(なるべく細かく計れるもの)に毎日乗ってその日の体重を日記につけていく、というものです。つまり、自己管理ですね。たえず自分の体重に注意し、ひいては暴飲暴食を極力控える環境をつくることによってダイエットにつなげていく・・・。ここで特筆したいのは「今日は50g減った」「今日は100g減った」そして「あなた痩せて綺麗になったねといわれた」と喜びを感じれば感じるほど、そのダイエット効果が上がってくる傾向があるということです。まぁ、日々の喜びを得るために、それだけ食事や運動などに自然と注意が払われる、という図式なのでしょう。元来、本当に自己管理するということはなかなか出来ないことですが(私もそうですが美味しいものがあると直ぐに飛びついてしまう)、体重計に乗るだけという手軽さは魅力。健康管理にもなりますので、皆さんにお勧めします。
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さて、今度は夏も迫ってもう少し本格的なダイエットの話。まず皆さんに行ってもらいたいのが、自分の現状を知るために、肥満を表す指数として一般的に利用されているBMI(Body Mass Index)を算出することです。算出の仕方と肥満の目安は次の通りです。
BMI(kg/m2)=体重(kg)÷身長(m)の2乗
BMI |
日本肥満学会 |
WHO |
18.5未満 |
やせ |
低体重 |
18.5〜25.0 |
普通 |
正常 |
25.0〜30.0 |
肥満1度 |
前肥満 |
30.0〜35.0 |
肥満2度 |
T度 |
35.0〜40.0 |
肥満3度 |
U度 |
40.0以上 |
肥満4度 |
V度 |
体重(kg)身長(m)の2乗で割ったもので、22が理想といわれています。WHOと日本の基準が違うのは、まさに人種による体質の違いがあるから。日本人の場合、肥満による高血圧症や糖尿病など合併症の発症率がBMI25以上で標準(BMI22=最も病気になりにくい)2倍に急増しますが、欧米人は肥満に強いらしく、これが30以上で2倍となるからです。その理由は、日本人が欧米人に比べて膵臓のインシュリン分泌機能が弱いなどが挙げられます。
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もう1つ、皆さんがよく気にされるのが体脂肪率でしょう。家庭用など、いわゆる体脂肪計で計れますが、これは脂肪の電気抵抗が高いことから、電気抵抗を計って体脂肪率をだしています。
体脂肪率 |
男性 |
女性 |
15%未満 |
やせ |
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15%〜20% |
正常 |
やせ |
20%〜25% |
境界型 |
正常 |
25%〜30% |
肥満 |
境界型 |
30%以上 |
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肥満 |
ちなみに、脂肪細胞の数はだいたい成人で250億〜300億個。幼児期から思春期にかけてその数が増えますが、この頃に作られた脂肪細胞の数はいくらダイエットしても一生変わることはありません。でも、ご安心を。数は減らせなくても量は減らせる・・・・。この脂肪細胞の大きさは最大から最小まで100倍まで変化するといわれていますので、正しいダイエットを行えば脂肪細胞を縮め、きれいに痩せることができます。では、ダイエットとはなんでしょう。その答えは”バランス”にあると思います。まず、食事を抜いたりする「食べないダイエット」は、確かに体重はへらせますが、かえって太りやすい体質をつくってしまうので要注意!結局は、食べない=栄養不足となり、身体の細胞が飢餓状態になって、少しの栄養でも身体に蓄えようとする生存本能が働き、リバウンドに苦しむことになってしまうのです。バランス良く栄養不足とならないダイエット方法を考えましょう(宣伝になりますが、そういった意味で”スリムファイン”は最適だと思います)。しかしながら現在、「ほとんどの日本人は過食ぎみ」であるということは十分考慮して下さい。一般的に基礎代謝量は男性は1,500kcal、女性は1,200kcalですが、あなたの食生活、お酒生活はどうですか?「その一口がデブになる」と笑って、あくまでも楽しみながら過食を控えましょう。
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バランスという面では、運動も必要です。数字で考えると脂肪1kg(80%の中性脂肪を含む)を燃焼させるのには7,200kcalが必要です。散歩70分で約200kcalの消費カロリーですので、確かにちょっとの運動だけでは痩せられないといえるかも知れません。だからといって、運動が不要というのではなく、運動には別の効用があることを忘れずに。食事療法だけだと、脂肪だけでなく筋肉まで落ちてしまい、身体的老化(=基礎代謝量も落ちる)も加速します。でも定期的に運動を行うことによって心臓や肺の機能を高め、新陳代謝を活発にし、筋肉が落ちるのを防げるのです。老化は足からという言葉もありますので、運動不足の人は、なるべく歩くように心がけましょう。歩く時は背筋を伸ばすように!ちょっとした合間に背筋を伸ばしたり、お腹(腹筋)に力を入れたり、上体を回して身体をひねったりするだけでも、ぜんぜん違ってきます。新陳代謝を良くするために良い水とパイメガを飲んで運動し、細胞を活性化しながら元気にダイエットしましょう。なお、次回も肝機能とダイエットといったテーマを中心にお話を続けさせていただきます。 |